ニッシンデジタル - ストロボ・フラッシュ

機種別FAQ

「歯科 口腔内写真」のQ&Aまとめ

Q. リングフラッシュMF18が口腔内写真撮影に使われる理由は?


A.
① 「奥歯まで光が届きやすい」
リング状の放電管がレンズの近くに配置されるため、奥歯まで光が届きやすい。

②「深い被写界深度を得るため」
前歯から奥歯までピントが合って見えるためには「深い被写界深度(ピントが合う範囲)」が必要です。「深い被写界深度」を得るためには、レンズの絞りを絞らなければなりません(F22~25)が、絞るとレンズから入る光の量が少なくなって画面が暗くなります。それを補うためにストロボの大光量が必要です。

③「定常光の影響を抑えるため」
カメラの絞りを絞るもう一つのメリットは、定常光(部屋の照明や反射など)が写真に与える影響を少なくするためです。撮影対象の露出の明るさは、安定したストロボ光だけでほぼ得ることができます。

「演色性が高いため」
ストロボは演色性が高い(Ra96)光源です。演色性は、太陽光の下で見れる自然な色味を基準(Ra100)として、数値が高い(最大値は100)ほど自然な色味に近くなります。

⑤「ブレを防ぐため」

ストロボは写真に悪影響を与える「ブレ」を防げます。ブレには撮影者による「手ブレ」と被写体が動くことによる「被写体ブレ」の2種類がありますが、ストロボは光っている間の時間(閃光時間)が、数千分の1秒と短いため、どちらのブレの影響も抑えることができます。

Q. ツインフラッシュとリングフラッシュの違いは何ですか?

A. 向き不向きがあります。リングフラッシュは狭い場所を照らすのは得意ですが、平らなものを撮影すると反射が目立ちやすくなります。一方、ツインフラッシュは、入射角に角度が付きますので、リングフラッシュに比べ反射が起こりにくいのが特徴ですが、狭い場所を照らすのは得意ではありません。

Q. リングフラッシュMF18の使い方を教えて下さい。

A. 製品に関する使い方、FAQなど情報は「MF18製品ページ」をご御覧ください。

Q. 撮影方法を教えてもらえますか?

A. 下記のリンク先をご参照お願いします。
     MF18を使った口腔内規格写真(5枚法)の撮り方【動画】


     口腔内規格写真(5枚法)撮影術【WEB解説】


     書籍のご紹介:誰でも撮れるきれいで規格性のある口腔内写真  高田 光彦 (著), 高橋 規子

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