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歯科向け

[歯科向け]ストロボ1灯で撮る『上半身ポートレート写真』② 笑顔を引き出す工夫

①では、基本のセッティングや撮影方法について解説しましたが、②では、ポートレート写真に一歩近づく、笑顔の引き出し方について解説します。

撮影キットの組み立て方や基本セッティングについては、「[歯科向け]ストロボ1灯で撮る『上半身ポートレート写真』①」を御覧ください。

さあ、では始めましょう。

【撮影】笑顔を引き出す工夫

プロの撮影モデルでも笑顔が苦手な方は多くいます。「笑ってください」と伝えて、自然な笑顔を引き出すのは、なかなか難しいものです。
コミュニケーションがとにかく大事だと分かっていても、慣れない撮影では適切な言葉が出てこないものです。
コミュニケーションの話を始める前に、まずは被写体がリラックスできる環境づくりから考えてみましょう。


<被写体がリラックスできる環境づくり>

1. 付き添いでリラックス

付添の方がいる場合は、撮影に立ち会ってもらいましょう。
普段通りの会話をしていると、被写体も落ち着きます。

2. 撮影者の緊張

撮影者の緊張は被写体に伝わります。撮影を担当される方は、練習して撮影に慣れておきましょう。

3. カメラとレンズは小さめに

特に大きいカメラやレンズなどは多少威圧感があり、被写体が緊張しますので、小型のカメラ、レンズのご使用をおすすめします。

3. レンズを意識しないためのシャッターレリーズ

手持ちでも撮れますが、ブレ防止のため、カメラは三脚(一眼カメラ対応のもの)に固定しましょう。
そして、被写体がレンズを意識しすぎないようにシャッターレリーズを使うのがおすすめです。

ファインダーは覗かず、被写体と会話しながら、気楽にシャッターを切ってください。

※縦位置でレリーズを使用する場合は、L字ブラケットでカメラを固定すると安定します。

<コミュニケーションの取り方>

1. どの範囲が写っているか伝えましょう

写真に写る範囲が、全身なのか、膝上なのか、おへそから上なのか、胸より上なのか、説明してあげると被写体はどこまで意識すれば良いか分かりますので、安心しますし、疲れ方も変わってきます。
一枚撮って見せてあげるのも良いと思います。

2. 声がけのパターン

色々なやり方がありますが、シンプルなものを一つ。被写体が悩まず簡単に答えられるいくつかの質問をしてみましょう。

・好きなくだもの
・旅行に行きたい場所
・好きなタレント

など、好きなものや人のイメージを思い浮かべることや、それを思わず撮影者に知られてしまうことなどにより、自然と笑顔が浮かびます。

ちょっと答えに迷うような質問、答えられない難しい質問をしてみるやり方もありますので、いろんな方法を試してみてください。

3. シャッターのリズム

「撮ります」といってからシャッターを切るタイミングは、常に一定にしましょう。こうすると、被写体がタイミングに慣れ易いです。一度に何回も繰り返すと被写体が疲れますので、連続でシャッターを切るのは3回までに留めておきましょう。全体の流れは次のようになります。

「撮ります」→ シャッター を3回繰り返す

会話や休憩(10~20秒)

「撮ります」→ シャッター を3回繰り返す

会話や休憩(10~20秒)

「撮ります」→ シャッター を3回繰り返す

終わり

以上の注意点を踏まえて、撮影を行いました。

作例:


笑顔の写真は見ている人も思わず笑顔になれますね。以上、笑顔の引き出し方についての解説でした。

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