ニッシンデジタル - ストロボ・フラッシュ

コラム

『ポータブルライティング・キット』徹底解説(2) 「直射」を使いこなそう!

ストロボをカメラから離す「オフカメラ・ストロボ・ライティング」を楽しめる「ポータブルライティング・キット」。前回の記事ではアンブレラを使いましたが、今回は直射光を上手に使うポートレート・ライティングの方法をご紹介します。

アンブレラなど光を面で拡散(ディフューズ)させるアクセサリー(モディファイヤー)は柔らかな表現が楽しめますが、直射はコントラストの高いくっきりとした表現が魅力です。色鮮やかさや、明るく快活な雰囲気を表現したい時、はっきりとした陰影を作りたい時におすすめです。直射を上手く使えるようになると、表現の幅がうんと膨らみますので、ぜひ挑戦してみてください。

直射での撮影も、まずは前回記事と同様の『基本的なライティング方法』を行います。最初は「基本ポジション」にストロボを設置、次に人物の特徴に合わせて「微調整」をし、同心円状に移動する「バリエーション」へと移ります。
※『基本的なライティング方法』の詳細は、前回記事をご参照お願いします。

基本ポジション

被写体の斜め45°、目線より高い

「斜め45°」…被写体から撮影者に向かって、右または左斜め約45°の位置という意味です。
「目線より高く」…被写体からストロボを見て目線より高い位置にストロボの高さを設定します。

基本ポジションは適度な陰影で立体感のあるライティングです。直射光は光源の面積が小さい“点光源”のため、光が回りこまずくっきりとした影ができます。色鮮やかさやシャープさが欲しい時におすすめです。

直射・アンブレラ比較

同じ位置からのライティングで比較すると、直射は影やハイライトが硬い表現、アンブレラは柔らかい表現になっているのがわかります。