ニッシンデジタル - ストロボ・フラッシュ

コラム

「ストロボ遠隔操作」でポートレートが手軽に撮れる『ポータブルライティング・キット』徹底解説(1)

「ポータブルライティング・キット」は、ストロボをカメラから離してリモート発光させる「オフカメラ・ストロボ・ライティング」を始めるための入門用キットで、これひとつで必要なものが全て揃います。 キット構成は、ストロボ(i60A)、コマンダー(Air10s)、ライトスタンド(LS-50C)、アンブレラ(CU-90T)、アンブレラホルダー(FT-01)の5つです。

すでにストロボ(i60A)を持っている場合は、あとは、コマンダー、スタンド、アンブレラ、アンブレラホルダーがあれば、「オフカメラ・ストロボ・ライティング」が始められます。

ニッシンデジタル ポータブルライティング・キット

 

キットの組み立てと操作

①組み立て
   ↓
②ペアリング 
   ↓
③グループ設定(グループA)
   ↓
④コマンダーの操作

では最初にキットの組み立て方について説明します。

①組み立て

  1. 「ストロボ」と「コマンダー」に電池を入れる
  2. 「ライトスタンド」を立て、「アンブレラホルダー」を取り付ける
  3. 「アンブレラホルダー」に「ストロボ」と「アンブレラ」を取り付ける




②ペアリング

1.次に、ストロボとコマンダーをペアリングします。ストロボの電源が切れた状態で「電源ON/OFFボタン」と「操作ロックボタン」を同時に長押しすると、パイロットランプが黄色点滅し、「ピッピッ…」と音が鳴り始めます。

2.次に、コマンダーの電源が切れた状態で「電源ON/OFFボタン」と「操作ロックボタン」を同時に長押しすると、パイロットランプが黄色点滅します。

 

3.コマンダーから指を外すと、ストロボの音が鳴り止み、ストロボとコマンダーが起動し、ペアリング完了です。

ポイント「ペアリング」は、電源を切っても記憶されますので、最初に一度だけ行います。

 

③グループ設定

ストロボ「i60A」を「A」グループにセットするため、モードダイヤルを回して「赤囲みのA」を選んでください。

赤囲みのAに合わせる
ポイント 「グループ設定」は、ストロボが一台のときはグループ「A」にセットしてください。2台目のストロボを使用する場合、「B」にセットすれば、AB別々に遠隔操作できます。

 

④コマンダーの操作

「TTL」調光補正して光量を記憶
   ↓
「M」で調整
  1. 左下の「M/TTL」ボタンで、「TTL」(自動光量調整)にセット。グループAのストロボを遠隔操作するので、コマンダーのA右側の目盛りを調整します。中心が適正光量「0.0」の位置です。中央のダイヤルを回すと0.3EVずつ変化します。
  2. 被写体の露出を明るくしたい場合は、ダイヤルを時計回りに、暗くしたい場合は、反時計回りにしてください。この調整を「調光補正」と言います。


  3. 明るさがちょうど良くなったら、次に「M/TTL」を押して「M」(手動光量調整)に切り替えます。
  4. 「M」に切り替えたときに、さきほどの「TTL」で「調光補正」したときの光量は記憶されて残ります(「TTLメモリー」)。
  5. 「M」モードもTTL同様、ダイヤルを時計回りに回すと明るく、反時計回りに回すと暗くなります。
ポイント 最初から「M」で調整すると、適正光量を得るまでに手順が多くなるので、初心者の方には、上記方法をお勧めします。慣れれば「M」のほうが早く調整できます。

光量調整の仕方が分かりましたので、では実際にポートレートライティングを実践してみましょう。