ニッシンデジタル - ストロボ・フラッシュ

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    ※新型コロナウイルスの感染予防対策の一環により担当者在宅勤務のため「電話サポートは休止」中です。「お問合せフォーム」に電話によるサポートを希望する旨を入力されましても対応しかねます。ご理解賜りますようお願いします。

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    1年間のメーカー保証期間を過ぎている場合や、落下・水濡れ・液漏れなどによる故障は有償修理となります。
    有償修理の修理料金は製品ごとに定められた2通りの料金のみで「軽修理料金」「通常修理料金」のどちらかになります。
    料金詳細は「サポート・修理」ページの「修理依頼」タブをご参照ください。
  • 修理料金お見積りについて
    修理料金が2通りのみため、原則お見積りは行っておりません。
    ただし、保険求償などで見積書が必要な場合は見積書発行手数料として修理料金とは別に2,000円(税込)を追加請求*させていただくことで発行可能です。(*お見積りのための修理・検証工程が追加されるため)
    見積書をご依頼される場合は、「修理依頼フォーム」お見積もり依頼項目にチェックを入れてください。「修理依頼フォーム」は、「サポート・修理」ページの「修理依頼」タブにございます。
  • NASとは?
  • 「NAS」とは?

    NASはNissin Air Systemの略で、ニッシン独自の電波式ワイヤレスTTLシステムの名称です。コマンダーにより、レシーバー内蔵ストロボやレシーバーを取り付けたストロボを遠隔操作できます。

    NASは、従来の光学式ワイヤレスTTLでは難しかった、明るい屋外や障害物の多い環境でも、電波式ならではの安定した通信で、ストロボ遠隔操作による撮影を可能にします。

    NASはペアリング方式で、コマンダーはペアリングしたストロボのみ発光させます。チャンネル方式のようにチャンネルが被って不用意に他の人のストロボを光らせてしまうことがないので安心です。
    (MGシリーズストロボは、ペアリングせずにチャンネルとグループを合わせるだけで制御可能なOPENモードも搭載しています)

  • 他社との互換性について
    NASは他社の電波式ワイヤレス製品との互換性がございませんが、「NAS対応」を謳っている他社製品であれば使用可能です。

  • ペアリング
  • ペアリングとは?
    NAS製品をお使いになる前に、最初に一度だけコマンダーとストロボのペアリングを行ってください。ペアリングが完了すると、コマンダーによるストロボの遠隔操作が可能になります。ペアリング情報は電源を切っても記憶されます。

    NAS対応ストロボを追加するときは、そのストロボとコマンダーのペアリングを行ってください。

    ペアリングされたストロボは、コマンダーのIDでペアリング相手の制御信号を識別しています。コマンダー毎に異なるIDが登録されているため、ペアリングしていないストロボが発光することはありません。

  • ペアリングの基本操作について
    【ペアリングの仕方】
    ストロボまたはレシーバーを先に操作して、ビープ音が鳴り始めて(ペアリングモードで起動後)からコマンダーの操作を行ってください。
    複数台のストロボやレシーバーを同時にペアリングモードで起動後、コマンダーを操作(ペアリングモードで起動)することで、一度にペアリングすることが可能です。(1台ずつペアリングすることも可能です)
    複数台のコマンダーを同時にペアリングすることは出来ません。新たにペアリングを行なうと、ストロボやレシーバーが記憶しているペアリング相手のコマンダー情報(ID)が上書き削除されます。

    【各機種ごとのペアリング操作】(ストロボ、レシーバーが先)

    i60A
    電源をオフにし、「電源ボタン」と「操作ロックボタン」(右側のパワー調整ダイヤルの真ん中)を長押し。
    MG-X / MG60 / Di700A
    電源をオフにし、「電源ボタン」と「Set」を長押し。
    MG10 / MG8
    電源をオフにし、「電源ボタン」と「OPEN」を長押し。
    MG80 Pro(スレーブモード)
    スレーブモードに切り替え後に電源をオフにし、「電源ボタン」と「操作ロックボタン」(中央のダイヤルの真ん中)を長押し。
    レシーバーAirR
    電源をオフにし、「電源ボタン」を長押し。

    上記の操作を行ない、「ピッピッピッ」というビープ音が確認できましたら下記の操作を行なってください。

    MG80 Pro(コマンダーモード)
    コマンダーモードに切り替え後に電源をオフにし、「電源ボタン」と「操作ロックボタン」を長押し。
    コマンダーAir10s
    電源をオフにし、「電源ボタン」と「操作ロックボタン」を長押し。
    コマンダーAir1
    電源をオフにし、「電源ボタン」と「S」を長押し。

  • ハイスピードシンクロ(FP発光)
  • ハイスピードシンクロとは?
    ハイスピードシンクロ(HSS)またはFP発光(オートFP)は、ストロボ同調速度よりも高速のシャッタースピードで、ストロボを使用できる機能です。通常、ストロボ同調速度は1/160から高速でも1/320までで、それを超えると幕切れという現象が起こり、シャッター幕の原理によりストロボ撮影ができませんが、ハイスピードシンクロ機能を使うと高速連続発光により1/8000まで同調することができます。※ストロボ同調速度やハイスピードシンクロで同調できる速度はカメラによって異なります。

    ハイスピードシンクロ機能を備えていないカメラ(エントリーモデルなど)の場合は、ストロボにハイスピードシンクロ機能があっても、その機能を利用できません。

    なお、ハイスピードシンクロを使用すると、通常発光時よりもストロボ発光部が発熱するため、フレネルレンズが変形したり放電管が短時間で劣化・破損することがありますので、多用し過ぎないようご注意ください。
    なお、放電管やフレネルレンズは消耗部品扱いのため、それらの部品の交換修理は保証期間内であっても有償修理となりますのでご注意ください。

  • ハイスピードシンクロの設定方法
    ハイスピードシンクロの設定方法一覧です。カメラにハイスピードシンクロ機能が搭載されていない場合は設定できませんので、ご注意ください。
    NASスレーブモードで使用する場合、ハイスピードシンクロの設定はコマンダーまたはカメラ側から行なってください。

    【Air10s】

    設定方法は基本的に各マウントとも同一で、背面ダイヤルの左側「H」マーク側を約1秒長押しすれば完了です。

    キヤノン用
    カメラメニュー内の「ストロボ機能設定」から、ストロボの発光モードの欄から「ハイスピード」を選択することでも切替が可能です。
    ニコン用
    カメラメニュー内の「フラッシュ同調速度」を「オートFP」と表記されているものを選択していれば、本機側では操作不要です。(本機のHボタンを押しても動作しません)
    ソニー用/オリンパス・パナソニック(FT)用
    上記設定をするとHSS(FP発光)モードでの撮影が可能となります。再度同じ操作を行うまで解除されませんが、使用しない時は通常発光モードへ戻しておくことをお勧め致します。
    富士フイルム用
    カメラ内のストロボ同調設定を「AUTO FP(HSS)」に設定されていれば、本機側では操作不要です。(本機のHボタンを押しても動作しません)

    【i60A】

    設定方法は基本的に各マウントとも同一で、ストロボ背面の右ダイヤルの左側「H」マーク側を約1秒長押しすれば完了です。

    キヤノン用
    カメラメニュー内の「ストロボ機能設定」から、ストロボの発光モードの欄から「ハイスピード」を選択することでも切替が可能です。
    ニコン用
    カメラメニュー内の「フラッシュ同調速度」を「オートFP」と表記されているものを選択していれば、本機側では操作不要です。(本機のHボタンを押しても動作しません)
    ソニー用/オリンパス・パナソニック(FT)用
    上記設定をするとHSS(FP発光)モードでの撮影が可能となります。再度同じ操作を行うまで解除されませんが、使用しない時は通常発光モードへ戻しておくことをお勧め致します。
    富士フイルム用
    カメラ内のストロボ同調設定を「AUTO FP(HSS)」に設定されていれば、本機側では操作不要です。(本機のHボタンを押しても動作しません)

    【Air1】

    キヤノン用
    カメラメニュー内の「ストロボ機能設定」のストロボの発光モードの欄から「ハイスピード」を選択します。なおカメラ上部に装着したAir1の電源を切ると設定はリセットされ、先幕シンクロの設定へ戻ります。
    ニコン用
    カメラメニュー内の「フラッシュ同調速度」を「オートFP」と表記されているものを選択します。
    ソニー用/オリンパス・パナソニック(FT)用
    本体のパイロットランプを長押しし、ランプが点滅の状態になるとHSS(FP発光)モードとなります。再度同じ操作を行うまで解除されませんが、使用しない時は通常発光モードへ戻しておくことをお勧め致します。
    富士フイルム用
    カメラのフラッシュ機能設定メニュー内の同期モードで「AUTO FP(HSS)」を選択します。

    【Di700A】

    キヤノン用
    カメラメニュー内の「ストロボ機能設定」のストロボの発光モードの欄から「ハイスピード」を選択します。なおカメラ上部に装着したDi700Aの電源を切ると設定はリセットされ、先幕シンクロの設定へ戻ります。
    ニコン用
    カメラメニュー内の「フラッシュ同調速度」を「オートFP」と表記されているものを選択します。
    ソニー用/オリンパス・パナソニック(FT)用
    本体のパイロットランプを長押しし、ランプが点滅の状態になるとHSS(FP発光)モードとなります。再度同じ操作を行うまで解除されませんが、使用しない時は通常発光モードへ戻しておくことをお勧め致します。
    富士フイルム用
    カメラのフラッシュ機能設定メニュー内の同期モードで「AUTO FP(HSS)」を選択します。

    【i40】

    キヤノン用
    カメラメニュー内の「ストロボ機能設定」のストロボの発光モードの欄から「ハイスピード」を選択します。なおカメラ上部に装着したDi700Aの電源を切ると設定はリセットされ、先幕シンクロの設定へ戻ります。
    ニコン用
    カメラメニュー内の「フラッシュ同調速度」を「オートFP」と表記されているものを選択します。
    ソニー用/オリンパス・パナソニック(FT)用
    本体のパイロットランプを長押しし、左側モードダイヤルの白色LEDが点滅の状態になるとHSS(FP発光)モードとなります。再度同じ操作を行うまで解除されませんが、使用しない時は通常発光モードへ戻しておくことをお勧め致します。
    富士フイルム用
    カメラのフラッシュ機能設定メニュー内の同期モードで「AUTO FP(HSS)」を選択します。

  • ソニー用ストロボのハイスピードシンクロ設定時の注意点
    弊社のソニー用ストロボをカメラに直接装着して使用する際は、ストロボのヘッドが正面位置以外になるとHSSモードが解除されます。

     

  • 後幕シンクロ
  • 後幕シンクロとは?
    一眼レフカメラのシャッターは、フォーカルプレーンシャッターという方式を使用していて、「先幕」と「後幕」という2枚のシャッター幕で露光時間を調整しています。

    先幕が開き切ったところでストロボが発光し、規定の時間だけシャッターが開いたあとに後幕が閉まって、露光が完了します。

    通常、カメラの初期設定は先幕が開き切った直後に発光する「先幕シンクロ」に設定されていますが、カメラの機種によっては、後幕が閉じ始める直前に発光する「後幕シンクロ」に切り替えることができます。一般的には「先幕」(さきまく)「後幕」(あとまく)と呼ばれます。

  • 後幕シンクロの設定方法
    主な機種の後幕シンクロ設定方法です。カメラまたはストロボの機種によっては後幕シンクロ機能が搭載されていない場合がございますので、ご注意ください。

    【Air10s】

    Air10s側には切替機能はありませんので、カメラ側から設定を行ってください。詳しくはカメラの使用説明書をご覧ください。

    キヤノン用については、後幕シンクロはご利用できません。

    ソニー用はカメラのメニュー画面で「フラッシューモード」と「ワイヤレスフラッシュ」の項目が分かれていれば、「フラッシューモード」を「後幕シンクロ」に設定することにより使用可能になります。
    「フラッシュモード」 メニュー内に「ワイヤレス」の選択肢があるモデルでは、「ワイヤレス」と「後幕シンクロ」を同時に選択できないため、後幕シンクロを使用出来ません。

    【Air1】

    Air1側には切替機能はありませんので、カメラ側から設定を行ってください。詳しくはカメラの使用説明書をご覧ください。

    キヤノン用も後幕シンクロをご利用いただけます。

    ソニー用はカメラのメニュー画面で「フラッシューモード」と「ワイヤレスフラッシュ」の項目が分かれていれば、「フラッシューモード」を「後幕シンクロ」に設定することにより使用可能になります。
    「フラッシュモード」 メニュー内に「ワイヤレス」の選択肢があるモデルでは、「ワイヤレス」と「後幕シンクロ」を同時に選択できないため、後幕シンクロを使用出来ません。

    【ストロボ(MGシリーズ、iシリーズ、Di700A)】

    カメラ側から設定を行ってください。詳しくはカメラの使用説明書をご覧ください。

  • 電池
  • ストロボへの使用を推奨する電池
    ストロボは大電流を使用する代表的な機器です。アルカリ乾電池でもご利用頂けますが、できれば高性能で経済的なニッケル水素充電池のご使用をお薦めします。
    アルカリ乾電池はバッテリーチェッカーで測定した電圧が高くても、ストロボを充電すると大電流が流れることにより電圧が低下するため、充電時間が長くなったり動作が不安定になることがあります。
    なお、マンガン乾電池は使用時の電圧の低下が大きいため、ストロボに使用することはできません。
    また、アルカリ乾電池を機器に装填したまま放置しておくと、電池の自己放電が進み最終的には液漏れに至りますので、電池は機器から外して保管してください。
    ※電池に関するトラブルが多く見られます。電池に関するご注意はこちら(外部サイト:電池工業会)。

       推奨するニッケル水素電池…Panasonic eneloop

    【注意】故障や発煙・発火の原因になるため、MGシリーズ(MG8000を除く)以外のストロボには、リチウムイオン電池は絶対に使用しないでください。(1.5V出力のリチウムイオン電池も使用できません)

  • MGシリーズ に使用できるリチウムイオン充電池
    MGシリーズの性能を発揮するために、電源にリチウムイオン電池をお使いになることをおすすめします。
    リチウムイオン電池の方が、発光回数が多く充電時間も短いというメリットがあります。
    ただし、リチウムイオン充電池は熱や衝撃などに非常にデリケートなので、取り扱いには十分お気をつけください。

    MGシリーズに使用できる充電池は下記になります。

    MG10 / MG8 ……保護回路付きリチウムイオン電池26650タイプ  詳しくはこちらの記事をご参照ください。
    MG80 Pro / MG60 / MG-X ……保護回路付きリチウムイオン電池14500タイプ  詳しくはこちらの記事をご参照ください。

    【注意】異常発生時の事故防止のため「保護回路の付いていないタイプ」は絶対に使用しないでください!

  • バウンス
  • バウンスとは?
    ストロボの発光ヘッドは回転しますが、これはストロボ光を天井や壁に反射させて、被写体に間接光を照射するためのものです。
    この撮影方法をバウンス撮影といいます。天井や壁に反射させた光は発光面積が大きくなりますので、光が拡散しソフトで自然な印象の照明効果が得られます。
  • 色かぶりについて
    バウンス撮影の注意点ですが、天井や壁の色が赤や緑などに着色されてると、反射光も着色され被写体が全体的に色被りをしてしまいます。
    基本的にバウンス撮影を行うときは、白や無彩色の壁や天井で行うよう注意してください。