ニッシンデジタル - ストロボ・フラッシュ

コラム

『ポータブルライティング・キット』徹底解説(2) 「直射」を使いこなそう!

【半逆光】

太陽光のように硬い直射光は、半逆光で使うのもおすすめです。日差しのようなキラキラ感を作り出すことができます。硬い光はレフ板やカポックを使った反射光も作りやすいので、反射光の柔らかい光を楽しんだり多方向からの光を複雑に作ることも可能です。

斜め後ろの高い位置から光を当て、反対側には白いカポックを立てました。カポックや床から光が回るセッティングです。

半逆光の光が髪や背中側を明るく照らすアクセント光になりました。手前側はカポックからの反射光で柔らかく優しい表現です。
反射光の明るさは反射させるアイテムの大きさや、素材の違いにより変わります。面積が小さいと反射する光の量も少ないため効果が出づらく、面積が大きくなるほど明るくなります。また、レフ板で白・銀のものだと白の方が反射が弱く柔らかい光に、銀の方が反射が強く硬めの光になります。

レフ板白、レフ板銀、カポック白 比較

反射光の効果が弱いときは距離を近づける、より大きいものを使う、反射の強い素材のものを使うと効果が期待できます。

半逆光のライティングは屋外での使用もおすすめです。曇っていて日差しがなく物足りないとき、ストロボを使って太陽の日差しを再現することで雰囲気をガラッと変えることができます。

ライトスタンドLS-50Cは軽量でコンパクトに畳めて、持ち運びにとても便利です。角度可変機構で脚の角度を変えることができるため、階段の途中や坂の途中など、屋外のあらゆる場所に立てることができます。

背景にも広く光が当たるように少し離れた場所にストロボを設置しました。電波式でストロボを制御しているため、距離が離れていても問題なくライティング撮影が楽しめます。顔が明るくなるように、レフ板を持ち反射光で照らします。

天気がいい日のような明るい写真が撮影できました。初めレフ板の白を使いましたが、効果が弱かったため銀に変更しています。撮影結果を見て明るさを調整しましょう。

自然光のみ、ストロボ光+レフ板白、ストロボ光+レフ板銀 比較

曇り空からの光は柔らかいですが、上からの光なので下方向に陰影が付き、目元や頬の下などに影が出やすいです。下側からレフ板を当てると影が薄くなり、顔が全体に明るくなります。