ニッシンデジタル -ストロボ・スピードライト・フラッシュ

ライティング・バイブル

「ハコスタジアム ライティング・バイブル」第2回 教室編

今回、ニッシンジャパンはコスプレアミューズメントスペース
「HACOSTADIUM OSAKA」「HACOSTADIUM cosset 大阪日本橋店」さんにお邪魔させていただきました!

今回は、様々なシチュエーションで撮影ができるハコスタジアムさんにて、ニッシンストロボを使った撮影を実施!
撮影した写真と、その写真の撮影方法をシリーズで紹介していきたいと思います。

第2回は「HACOSTADIUM OSAKA」さんの3F 学校教室で撮影した写真をご紹介します。



▼今回の写真はこちら!▼

モデル:いぶきさん 撮影:えはらあい
(画像クリックで大きく表示できます)

今回は学校教室というシチュエーションなので、教室らしい自然なライティングです。

使用機材はi40のみ!今回はスタンドも使っていません。
1灯だけでできるライティングもありますので、簡単に真似できます。

撮影方法(1)

1枚目の、窓を背にした写真から順に説明していきます。

後ろの窓から明るい光が差し込んでいる、昼間の教室の自然な風景というイメージです。

(定常光のみで撮影)

この教室の窓の外は実際は外ではなく、他スペースの壁があります。
なので部屋の明かりのみで撮ると窓の外はあまり明るくなく、日が差し込むような雰囲気はありません。

なので、ストロボで人工的に日差しを作ります!

ストロボを2灯使用しています。

[ライティングデータ]
(1)i40 オンカメラ天井バウンス 光量 1/4
(2)i40 ワイドパネル 窓外壁当て 光量 1/4 SF(アナログスレーブ)モード

(1)はカメラに取付けた状態(オンカメラ)で首を上に向けて、天井にバウンスさせています。
この教室は天井が白いので、これだけでも綺麗に撮影することができます。
顔を明るくするメインライトとしての役割と、(2)のストロボを同調させるためのトリガーの役割を持っています。

次に(2)のライトですが、窓を開けると壁との間の細い空間があり、そこにi40を付属のスタンド付きで置き、光スレーブ(SF)モードに設定して壁に向けて発光させています。

i40は小さいので、こんな狭い場所に置けちゃいます。
小さいから色んな場所に仕込めるというのが、i40の良い所の一つです!

i40を窓の外に壁向きに置いて、窓とカーテンを閉めます。
これだけで、昼間の日差しのような光が演出できます。
窓からの光量が強すぎるとフレアが出てしまうので、光量を下げたりして調整してください。

なんと…1枚目の写真の撮影方法はこれだけです!
簡単ですね。すぐに真似できちゃいます。

ちなみにこのライティング、ちょっとした工夫で応用編ができます。

画像のように、窓の外のi40にのオレンジ色のカラーフィルターを付けます。

すると…

昼間の教室の風景が、夕景に変身します!

▼other cut▼

ちょっとした工夫ですが、雰囲気が変わりますよね。
窓の外のi40は併せて光量も少し下げると、より夕方らしい雰囲気になります。
撮ってそのままより、ホワイトバランスや後の画像処理で少しアンバー(オレンジ色)っぽく色合いを調整すると、より雰囲気が出ます。
お好みで調節してみてください。

 

撮影方法(2)

次に、黒板前の写真の撮影方法を説明したいと思います。
この黒板前の写真2枚の撮影方法は基本的に同じで、とてもシンプルで簡単です。

[ライティングデータ]
(1)i40 オンカメラ壁バウンス 光量 1/2〜1/4

オンカメラでi40の首を横に向けて、光を壁にバウンスさせます。
壁の下半分はグレーですが、上半分から天井は白なので、バウンスさせるだけで綺麗に光が回ります。
…これだけです!

実は、1枚目も2、3枚目もライティングのテーマは同じで、「窓から入る自然光風のライティング」としています。
日本の教室のほとんどは席に座った生徒から見て左側に窓があるので、左側からの光が自然に感じられます。
なので、左壁からの壁バウンスがオススメです。

▼other cut▼

モデルさんの位置や角度によっては顔が暗くなってしまうことがあるので、光量を強く調節するか、反対側からレフ板を当てましょう。

ハコスタジアムはレフ板が無料で借りられるので安心です!


今回撮影させていただいたのは、「HACOSTADIUM OSAKA」さんの学校教室でした。

決して凝ったライティングではないですが、少ない機材で簡単にできるので、ストロボ初心者さんにもすぐ真似できると思います。
天井バウンス、壁バウンスは白い天井・壁があればどこでもできるので、色々な場所で応用できる便利なライティング術です。
定常光で撮影するよりストロボを使用した方が色も鮮やかに、綺麗に写ります。

是非クリップオンストロボを使って撮影を楽しんでください!

(2014/10/27 撮影・文章:えはらあい)

撮影データ

[カメラ設定]
・1枚目
ISO 400
絞り F 3.2

シャッタースピード 1/160

・2、3枚目

ISO 400
絞り F 2.8〜3.2
シャッタースピード 1/200

[撮影機材一覧]

i40
直販・特定販売店限定モデル
ガイドナンバー40(105mm)、27(35mm) *ISO100
小型ながらクラス最大光量を実現。「3ワイヤレスモード」デジタルスレーブ、アナログスレーブ、ワイヤレスTTLシステム搭載、デジタル一眼レフカメラ用TTLストロボ。キヤノン用/ニコン用/ソニー用/富士フイルム用/フォーサーズ用。

 

撮影・制作
ニッシンデジタル

撮影協力

HACOSTADIUM OSAKA
HACOSTADIUM cosset 大阪日本橋店