ストロボ・スピードライト・フラッシュならニッシンデジタル

コラム

新マシンガンストロボ「MG10」紹介(新機能編)

新マシンガンストロボ「MG10」紹介(新機能編)

おかげさまで好評を頂いております、新型マシンガンストロボ「MG10」
今日はいよいよ、MG10とAir10sを組み合わせた時のみで実現できる、様々な機能をご紹介していきます。

特徴的な機能は大きく以下の3点です。

・アドバンスグループ
・オープンモード
・リモートシャッター機能

そこで今日はそれぞれを詳しくご紹介いたします!

 

【アドバンスグループ】

MG10の発光グループは、従来機種のA/B/Cの3グループに加えDグループも加わりましたが、さらにモードダイヤルを回すと「●A/●B/●C/●D」という表示が現れます。
この●印が付いたものが「アドバンスグループ」に該当します。
MG10対応ファームウェアへ更新したAir10sでは、従来のグループ(ここでは便宜上「ノーマルグループ」と呼びます)でA~Dの4つに加え、アドバンスグループで●A~●Dの4グループ、合計8グループ管理が可能になっています。

右側のグループ設定ダイヤルが「●A」となっているので、この状態は「アドバンスグループのA」となっています。

このアドバンスグループはMG10のみの対応である点に注意が必要ですが、このグループでのみ「TTLとマニュアルが同時利用できる」という特徴があります。
例えば●Aを背景当てやトップライトでマニュアル固定、●BをフロントからTTLで…という組み合わせもできるのです。

Air10sでアドバンスグループに入るためには、左側下から2番目の「モデリングライトボタン」を長押しすることで入ることができます。元のノーマルグループに戻る場合も同様の操作となります。
上の写真は、アドバンスグループ内で、AをTTL発光で+0.3段、Bをマニュアル発光で1/32光量に設定した例です。Air10sがアドバンスグループになっている時は、左端のグループアルファベット上に●印が付いており、発光モードのMとTTLが同時に点灯するようになります。

アドバンスグループ自体はMG10のみの対応となりますが、画面切り替えの手間はありますがノーマルグループと合わせて合計8グループを同時に使うこともできます。またその際には、ノーマルグループとアドバンスグループそれぞれで発光モードをTTL・マニュアル個別で切り替え、同時使用も可能なのです。
ノーマルグループのA~Cにi60AやDi700Aを割り当て、フロントからTTLモードで使いつつ、さらにアドバンスグループに割り当てたMG10を2灯用意し、1灯はTTLでサイドから、1灯はマニュアルでトップライトに…など、従来では考えられなかった多彩な組み合わせが可能になっています。

 

【オープンモード】

ニッシン独自の電波式ワイヤレスシステム「NAS」では、チャンネル設定に関わらずペアを組んだ個体同士でのみ通信をするため、チャンネル被りによる混信・誤発光がしにくいのが特徴ですが、例えば2つのカメラにそれぞれコマンダー(Air10sまたはAir1)を装着して交互に使いたい…という場合には、全てペアリングし直すか、1個のコマンダーをマニュアル専用として使いまわすしかなく、非常に不便でした。
MG10に搭載したオープンモードは、他社ワイヤレスシステムと同様に「チャンネルさえ合わせればペアリング作業不要で設定・発光ができるモード」です。これにより複数台のカメラで撮影する場合や、撮影会・セミナー・ワークショップなどでもMG10の機能をフルに使った撮影が簡単にできるようになります。

オープンモードで使用するためには、まずMG10背面にある「OPEN」と書かれたボタンを押します。OPENモードに入るとボタンが白色に点灯します。

Air10sの方は、左側ボタンの一番下「M/TTL」ボタンを長押しし、表示パネル内のチャンネル表示脇にある電波マークの上に「OEPN」と表示が出ればOKです。

このオープンモード時は、ペアリングの有無に関わらず周囲にあるAir10s全ての信号を受け付ける状態となります。
発光量は各Air10sで設定された値に連動して光りますので、ISO感度違いやレンズの絞り値違いなどで個々のカメラごとに光量設定を変える必要がある場合でも、撮影者はAir10sを付けたままシャッターを切るだけのシンプル操作で完結します。コマンダーを差し替える必要もなく、光量を毎回設定する必要もなく、TTLオートやハイスピードシンクロなど多彩な撮影モードにも完全対応、しかも全て同時混在が可能です。
さらに、オープンモードとアドバンスモードは同時使用もできますので、TTL発光とマニュアル発光を混在の状態でも使用できるのです。

 

【リモートシャッター機能】

MG10の操作パネルの反対側、前面部分にシャッターボタンがあり、これを使用するとMG10側からカメラのリモートシャッターが切れる機能です。
カメラを三脚に固定し、ストロボ側を手に持ってライティングするという、全く新しい撮影スタイルを構築できます。

リモートシャッター機能を使う場合、MG10側はグループダイヤルを「赤丸印」に合わせます。

Air10sに付属のリモートレリーズ用ケーブルで、お手持ちのカメラと接続します。

キヤノン用:1D・5Dシリーズ等のN3端子(3ピン)と、Kissシリーズ等のE3端子(2.5mmミニジャック)
ニコン用:D5やD850等の丸型10ピンターミナル用と、D7000番台等のMC-DC2タイプ
ソニー用:Eマウント用のUSB microB/マルチ端子と、Aマウント用の角型3ピン端子
富士フイルム用:USB miniBタイプと、USB microBタイプ

それぞれ2種類のケーブルが付属していますので、お手持ちのカメラに合わせてケーブルを選んで接続します。
なお、これらの端子以外の端子が付いた旧型機種や、外部リモートレリーズに対応していないカメラ(ニコンD3000番台機種など)では、リモートシャッター機能は使用できません。

準備ができたら、あとはMG10のシャッターボタンを押すだけ。
半押しでのAF動作、AEロックも当然動作しますので、カメラのシャッターボタンと全く同じ感覚で使用できます。

2018.9.6追記
リモートシャッター時の発光グループは、自動的に「アドバンスグループのA(●A)」に固定されます。
発光モードの切り替え、および光量調整を行う場合は、上記アドバンスグループの項目をご覧ください。
その他グループに設定した他のストロボと併用しての多灯撮影も可能です。

いかがでしたでしょうか。これらの機能を使えば「今まで苦労していたあんなシーンで活用できそうだな…」「この機能を使ってこんな撮り方をしたら面白そうだな…」など、様々なインスピレーションが湧いてきそうな、他社製品にはない魅力を感じて頂けたかと思います。
今日ご紹介した3つの機能は、重ねてになりますが「MG10とAir10sを組み合わせた場合でのみ実現する」機能です。MG10はNASシステム準拠ですので、もちろん従来からのAir1でも操作は可能ですが、このような機能を100%生かすためには、ぜひともAir10sと合わせてお使いくださいませ。

初回生産限定「MG10+Air10sキット(キヤノン・ニコン・ソニー用)」は、8月24日より全国の弊社特約店様の店頭でのみ先行販売しております。
追って9月下旬より、ネット通販(ニッシンデジタル・ダイレクト各店)にて単品販売も開始いたしますので、ぜひともお手元に1台いかがでしょうか。

 

MG10 製品情報 https://www.nissin-japan.com/product/mg10/
Air10s 製品情報 https://www.nissin-japan.com/product/air10s/

ニッシン製品取扱店舗一覧 https://www.nissin-japan.com/direct/